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2025-05-25

恋愛小説

ひとこと小説「転校生の席」

あのぬくもりに、もう一度ふれる朝🌸冬休みが明けた朝、教室の窓にはうっすらと結露が残っていた。まだ少し眠たげな空気の中、僕はストーブの前で手をあたためながら、いつもの席へと向かう。──隣の机が、きれいに片付けられていた。そこにはずっと、七海が...