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「絡まった運命」帰り道、ふと指に奇妙な感触を覚えた。 赤い糸が絡みついている。 誰かの悪戯だろうかと辺りを見回しても、人気はない。糸を手繰り寄せてみると、それは歩道を越え、商店街の雑踏の中へと続いていた。 なんだか不思議な気分になり、つい糸...
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ひと言小説「青い鳥」

「夢の青い羽」子どもの頃、私は夢の中で青い鳥を追い続けていた。鮮やかな羽を広げて、どこまでも飛んでいくその姿に心を奪われ、夜ごとに目覚めるたび、胸にぽっかりとした寂しさが残った。「あの鳥を捕まえたら、何か素敵なことが起こるかもしれない…。"...