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ひと言小説「消えたメッセージ」

「届かない想い」

「好きです」
送信ボタンを押した瞬間、画面に赤い文字が浮かんだ📵
送信エラー

何度試しても、同じだった
焦る指が震える💦

翌日、彼は学校に来なかった
「急に辞めたんだって」
そんな噂が流れる中、私は呆然と立ち尽くした

どうして?
彼の連絡先も知らないまま、ただ時間だけが過ぎていく⏳

数週間後、彼の親友に聞いた
「……事故に遭ってたんだ」

心臓が跳ねる
「でも、もう大丈夫。体は元気になったけど、スマホが壊れてデータが全部消えたらしくてさ📱💥」

胸が痛んだ
私のメッセージも、彼には届いていなかったんだ

それでも、彼は最後にこう言ったらしい
「……誰かから、大切なメッセージが届くはずだった気がする」 涙がこぼれた💧
もう一度、あの言葉を伝えるチャンスがあればいいのに

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