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ひとこと小説「消えた待ち合わせ」

「あの時のまま」

駅前のカフェで待ち合わせをした⏳
彼は来なかった

「ごめん、遅れる」そんなメッセージすら届かず、私は何度もスマホを確認した📱💬
待ちぼうけのまま、夕焼けが広がっていった🌇

結局、その日以来、彼からの連絡はなかった

何があったのか、どうして来なかったのか
理由もわからないまま、時だけが過ぎていった

そんなある日、共通の友人と久しぶりに会った

「彼のこと、聞いてないの?」
驚いた表情で友人が言う

知らなかった
彼はあの日、交通事故に遭い、病院に運ばれていたのだという🚑

「しばらく意識が戻らなくて…それから連絡するタイミングを逃したみたい」

胸の奥がぎゅっと締めつけられる💔

彼が現れなかった理由を知った今も、駅前のカフェを見るたび、私はあの時のまま⏳

—— 彼を待ち続けている

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