ファンタジー ひと言小説「赤い糸」 「絡まった運命」帰り道、ふと指に奇妙な感触を覚えた。 赤い糸が絡みついている。 誰かの悪戯だろうかと辺りを見回しても、人気はない。糸を手繰り寄せてみると、それは歩道を越え、商店街の雑踏の中へと続いていた。 なんだか不思議な気分になり、つい糸... 2025.01.10 ファンタジー