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2024-12-01

恋愛小説

ひと言小説「香る手紙」💌✨

「時を超える一文字」引き出しの奥に眠っていた手紙。それは、昔の恋人からの最後の便りだった。薄茶色に変わった封筒からは、微かに甘い香りが漂う。あの日と同じ、柔らかな香水の匂いだ。「元気でね」と一行だけ書かれたその手紙。言葉少なに込められた想い...