はじめに
長崎県にある壱岐島は、その不思議な魅力と自然の美しさで多くの人々を引き付けています。
ただ、同時に「壱岐島は恐ろしい」「信じられない」といった噂も存在します。
これらは一体どんな意味を持つのでしょうか？
本記事では、壱岐島のユニークな印象の背景とその理由を深く探り、この神聖な島へのアクセス方法についても詳しく解説します。
壱岐島の不思議な魅力を体験してみよう
さて、壱岐島の不思議な魅力を実際に体験してみましょう。
壱岐島がどのようにして驚異的な島とされているか？
壱岐島は長崎県に属し、九州北部の玄界灘に位置する島です。
「古事記」で国生み神話に登場するなど、歴史的にも深い神秘に満ちている島です。
弥生時代から「一支国」として海上貿易の要所とされ、その歴史的な重要性は高く評価されています。
自然に恵まれたこの島には、数多くの観光地や神秘的な場所が点在し、
観光や娯楽はもちろんのこと、パワースポットとしての人気も高まっています。
壱岐島が「驚異的・恐ろしい」とされる理由「険しい崖にある猿岩」
壱岐島がなぜ「驚異的・恐ろしい」と評されるのか、その理由に迫ってみました。
壱岐島にあるスリリングなスポットについて
壱岐島は海に囲まれており、多くの岩肌が露出した壮大な風景を持っています。
特に、安全対策が不十分な断崖が多く存在し、これらの場所の危険性と壮観な景色のコントラストが、「スリリング・恐怖」と感じる理由の一つとなっています。
以下に、壱岐島の有名なスリリング・恐怖のスポットを紹介します。
①断崖絶壁
壱岐島には海に面した壮大な景観スポットが多くあります。
これらは断崖絶壁に位置しており、「恐怖」を感じさせることもありますが、その美しさは息をのむほどです。
しかし、中には足がすくむほどの断崖絶壁もあり、立ち入り禁止の柵が設けられていないため非常に危険です。
「景色に夢中になり、気が付かずに崖の上に立っていて危険だった！」という経験も珍しくありません。
②ゴリラ岩・猿岩
牧崎園地の芝地を海岸へと歩いていくと現れる「ゴリラ岩」。
玄武岩で構成されており、その頭部から目元、口元までゴリラに似ています。
また、島の北西部に位置する黒崎半島には横向きの猿の形をした「猿岩」が存在します。
これらの「ゴリラ岩」と「猿岩」は、遠くから見るとにらみ合っているような印象を与えます。
③玄界灘の壮大な夕日
壱岐島の恐怖とされる断崖絶壁に囲まれた海岸線では、断崖と玄界灘の水平線に沈む夕日の景色が圧巻です。
④はらほげ地蔵とは
この地には少し「不気味」な印象のお地蔵さんが存在します。
八幡浦は海女の里としても知られており、「はらほげ地蔵」と呼ばれる6体のお地蔵さんが祀られています。
満潮時には胸まで海水に没し、干潮時のみその姿を現す「はらほげ地蔵」は、地元の海女や鯨のために祀られた霊的な存在として知られています。
「はらほげ」という名前は、地蔵の腹部が丸くくぼんでいる様子から来ているとされています。
「はらほげ地蔵、少し不気味な感じがしますね」
壱岐島の特異な魅力「スピリチュアルなスポットが豊富」
壱岐島は、国生み神話に登場するなど神々との関わりが深い島として知られています。
息をのむような美しい風景に続き、壱岐島の神秘的なスポットをご紹介します。
実際、島内には150以上の神社が集まり、「神々の島」とも呼ばれています。
多くの神秘的なスポットが存在し、「特異・恐怖」と表現されることもあります。
⑤男嶽神社
導きの神「猿田彦命（サルタヒコノミコト）」を祀る男嶽神社。
昔は山自体が神聖視され、一般の人の立ち入りは禁止されていました。
拝殿の裏にある神体とされる岩の近くには、方位磁石が正常に機能しない「ゼロ磁場」があり、パワースポットとして知られています。
一方で、男嶽神社と対をなす女嶽神社では「天鈿女命（アメノウズメノミコト）」が祀られており、両神社のご祭神が夫婦であるため、両方を参拝することで良縁を願うことができます。
⑥小島神社の神秘的な参道
通常は海中に沈み、潮が引いた短い時間のみ参拝可能な小島神社。
壱岐の「モンサンミッシェル」とも称されます。
鳥居をくぐり、島の裏側にある階段を上がると境内にたどり着きます。
急な坂道のため、慎重に歩くことが推奨されています。
運動靴を履いていくと安全です。
壱岐島は全域が神聖視されており、「島の植物の枝一本さえも島外に持ち出してはならない」という厳格なルールが存在します。
島を訪れる際には、この点を特に念頭に置いて行動してください。
壱岐島の特異な理由「幽霊スポットがあること」
壱岐島及びその周辺には、因縁深い幽霊スポットが散在しています。
中には地元の住民でさえも遠ざけるような場所もあります。
以下では、壱岐島における特異で恐ろしいとされる幽霊スポットをいくつか紹介します。
⑦左京鼻（さきょうばな）
八幡半島の端に位置する約1kmに渡る「左京鼻」は、壱岐島でも景色が美しい場所として知られています。
しかし、この場所は危険な断崖でもあり、自殺の名所としても知られ、自殺者が後を絶たないことで有名です。
夜にこの地を訪れると、過去に自殺した人々の霊に海に引き込まれるとも言われています。
「左京」という名前は、この地域で過去に発生した大干ばつの際、雨乞いを行い、人々を救った人物に由来するとされています。
左京鼻に設置された案内板によると、その雨乞いは成功したと伝えられていますが、一部の説によれば実際には雨が降らず、そのため左京は自ら海に身を投じたと言われています。
⑧剣の池（けんのいけ）
勝本港の北西に位置する無人島、辰ノ島にある「剣の池」には伝説があります。
かつてこの地を支配したカザハヤ王が、宝をこの池に沈めたと言われています。
夜間に一人で剣の池を訪れると、池の中央に自分が欲するものが浮かび上がり、それを手に入れようとすると池に引き込まれるという話があります。
さらに、池の近くには水晶を持ち帰ると祟られる「水晶谷」や、話す牛が現れるという伝説があり、そのため地元の漁師たちはこの池に近づかないとされています。
⑨筒城浜海水浴場（つつきはまかいすいよくじょう）
筒城浜海水浴場は壱岐島の南東部に位置する海水浴場で、夏のシーズンには多くの人々で賑わいます。
この場所は一見幽霊話と無縁に思えますが、以下のような不思議な体験談が報告されています。
壱岐島への旅行に関するまとめ
長崎県に属する壱岐島では、壮大な自然景観と危険を伴うスポットが隣り合わせに存在し、これらが「スリリング・恐ろしい」と評される理由となっています。
ただ観光やレジャーを楽しむだけでなく、神社を巡るスピリチュアルな旅行もおすすめです。
さらに、心霊スポットとしても有名な場所が多く、これらのスポットは観光地としても大変人気があります。
楽しみながらも真剣にこれらのスポットを訪れることには大きな価値があります。
壱岐島へのアクセス方法の詳細
・羽田空港から福岡空港まで約1時間45分のフライトを経て、博多港から壱岐島の郷ノ浦港または芦辺港まで高速船で約1時間05分のルート。
・羽田空港から長崎空港まで約1時間45分のフライトを利用し、そこから壱岐空港まで約30分のフライト。
これらのルートを使用することが可能です。
是非、壱岐島のスリリングで神秘的な魅力を心ゆくまで堪能してください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
参考になれば幸いです。
