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ひとこと小説「見えない告白」

「宛先違い」

「好きなんだよね、ずっと」💌
送信ボタンを押した瞬間、胸が高鳴る。

親友の彩夏に相談するつもりだった。
彼に告白しようって決意したことを。
でも、メッセージが送られた直後、画面を見て血の気が引いた。

──送信先:彼

指が震える。すぐに削除しようとするが、既読の青いマークが点灯した📱💦
どうしよう…?

動揺していると、通知が鳴る。
彼からの返信だった。

「俺も、ずっと・・・」

画面の文字が、ぼやけて見えた。

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