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LETSMANGAを覗いたら時間が消えた話

無料マンガの落とし穴

私はただ、少しだけマンガを読もうと思っただけだった。
コーヒーを淹れて、椅子に座り、LETSMANGAを開いた。
日常の合間に、軽く読めるマンガを探していただけのつもりだった。

検索結果には「32件」という表示があった。
ジャンルは日常系やコメディ寄りのものが中心で、気負わず読めそうな印象だった。
それを見て私は、「これなら少し読むだけで済む」と判断してしまった。

一話目を開いたとき、なぜか胸がざわついた。
タイトルは控えめ。
絵柄も落ち着いている。
それなのに、続きを押す指が止まらない。

気づけば私は、以前読んだ「時間の流れ」をテーマにした話を思い出していた。
たとえば時間よ、待ってくれ!(光陰矢の如し)のように、時間の早さを実感させる物語だ。
あれは比喩だったはずなのに、今日は体感として迫ってくる。

ページを閉じようとすると、ちょうど良いところで話が止まる。
無理に引き延ばす感じはないのに、自然と次が気になる。
「ここでやめる理由」が、見当たらない。

無料で読めるという仕組みは、とても親切だ。
お金の心配はない。
その代わり、時間の減り方にだけ注意が必要になる。

途中で一度、時計を見た。
思っていたより針が進んでいて、少しだけ現実に引き戻された。
それでも、私は画面を閉じなかった。

途中でやめるという選択は、思った以上に勇気がいる。
それは、混雑した電車で降りる駅を見送ってしまう感覚に似ている。
以前読んだ満員電車でAIが考えた小説-押し寿司の逆襲の話を、ふと思い出した。

そういえば、LETSMANGAを題材にした別の作品を読んだことがある。
AIが考えた告白劇を描いたLETSMANGA!AIが考えた小説 – 炎の告白バトル🔥は、今回とは少し違うテンポで、同じ題材でも印象が変わるのが面白かった。

すべて読み終えたとき、部屋は静かだった。
コーヒーは冷めていた。
時間だけが、確実に過ぎていた。

それでも、不思議と嫌な気分ではない。
肩の力を抜いて読める話が多く、気分転換としてはちょうどよかった。
問題があるとすれば、時間配分だけだろう。

もしLETSMANGAを開くなら、少し余裕のある時間帯がおすすめだ。
そうすれば、時間を置き忘れることもない。
きっと、読み終えたあとに「ちょうどよかった」と思えるはずだ。

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小説「LETSMANGAを覗いたら時間が消えた話」の後日談と続編は、noteにて公開しています。
あの日とは違う時間帯、違う気分で読んだときに起きた小さな変化を描いています。
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